みてもらったらいいのに、残念なR−15で…
以前見たDVDです。
告白。
ある中学校、雑然とした教室。
終業式のホームルーム。1年B組、37人の13歳。
最初のシーンから、まさに今の中学校の状態のホームルームが展開する。
ざわざわして、人の話、先生の話はまったく聞かない生徒たち。
自由に、その時間を過ごしている。ほんとうにどこの中学校でもこうだろう。
教壇に立つ担任・森口悠子が語りだします。
「私の娘が死にました。警察は事故死と判断しましたが、
娘は事故で死んだのではありません。
このクラスの生徒に殺されたのです」
一瞬、静寂に包まれる教室。
物語は「告白」から始まる。
予告を見つけました。
「15歳以上の人がごらんになれます」とでていますね。
残念ながら、15歳未満の人は、見てはいけません。
この映画は、担任・森口悠子の「告白」から始まり、
登場人物が、それぞれ、「告白」をしていきます。
いろんな角度から、一つの事件、ことがらが、からみあい、展開していきます。
たしかに、描写に問題があったり、表現力がすごいので、
子供たちに見せることはできないのだと思いますが、
GANTZ なんかも、血がでるシーンとかもあるから、
どこまでがどう、という線がわかりません。
15歳になったら、見てもいいから、
機会があれば、見てほしいです。
今の子供たちは、ものごとを軽く見すぎています。
だから、公立中学校には、たくさんの問題があります。
先日、森三中の大島さんが、一日教師になるような番組で言ってました。
悪いことをすることを、軽く考えている、と。
いじめをすることを、軽く考えてるから、
大きくなって、いじめた子のことはとっくに忘れている、と。
何のことも、軽く考えて、悪いことをしたと、思っていない。
そんな子供に、この映画を見せたら、
たぶん、言葉が出なくなると思う。
これは、小説であり、映画であるから、
空想、と思うかもしれないけど、
親が子を思ったら、どんなことでもしてしまう、ということ。
子供に降りかかった力には、さらに大きな力でやりかえす、ということ。
目には目を、という言葉どおりに、相手を追い込んでいく、
同じ思いをさせるために。そんな映画です。
監督が「松たか子はよくこの役を受けてくれた」と言いました。
すごく難しい、特殊な役ですが、松たか子さんは、
すばらしい演技を見せてくれました。
今、とても人気の芦田愛菜(まな)ちゃんが、松たか子さん演じる
森口悠子の子供の役ですから、すごいですよ。
親が子を思う気持ちは、強くて深いものだということです。
2008年度週刊文春ミステリーベスト10 第1位
2008年度このミステリーがすごい! 第4位
2009年度本屋大賞受賞(デビュー1作品目でのノミネートと受賞は共に発足以来初)
第34回日本アカデミー賞 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞・最優秀編集賞(2011年2月18日)
その他の受賞歴など、wikiへ
人間(ひと)の本質は、怖いものです。
なにか悪いこと(例えば、いじめ)をしてしまった、その相手にも、
親がいる、ということを思い出してください。
(親は、生きているとは限りません。それだと、なおさら怖いです。)
悪いことをすれば、必ず、悪いことが帰ってきます。
作品の内容が理解できる、すばらしい映画だと思いますよ、私は。
ビクトリーの管理人のひとりごとでした。
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松たか子さんの予告を見て、R15ということから、
映画を見るのをためらっていました。
描写が激しいのか、苦手な血がでてくるのか・・・^^
そして、偶然図書館のリストの中、「告白 コミック版」・・・漫画を発見。
つい先日、半年待ちくらいで読みました。
衝撃的でした。
ストーリーがわかったので、今度は、映画を見てみます。
映画は、なかなか、衝撃的です。
こういう復讐の方法もあるのか、と。
参考になりますよ、ふふ。
(お、危なくなってきた、あはは)
なんというか、親とは、そういうもんだよね。