とにかく、今年も選手のみなさんに、感動しました!


2013年・第89回箱根駅伝もドラマがありましたねー。
総合優勝は30年ぶり10回目の日体大。往路も復路も、すばらしかったです。
往路、解説に東洋大だった、柏原くんが
「東洋も、早稲田も、日体大を(明日は)追わないといけない。」
と複雑な表情で話していました。
>><箱根駅伝>視聴率は往路29.1%、復路27.9% 往路で昨年上回る
視聴率も上がってたとは、年々人気が上がっているのでしょう。
>>往路先導の白バイ隊員、母校・日体大Vに「二重の感激」…箱根駅伝
箱根駅伝の見どころになかに、白バイ隊の先導があります。
最初の白バイの先導だけが、名前を読んでもらえるんです。
元箱根の選手だったかたもいれば、母校の先導ができるかたもいるし。
この日体大だった白バイ隊員は、感激したでしょうね。
往路、
1区は東洋大の田口が区間賞。
山梨は2区にオムワンバ。
東洋大、2区の設楽啓太から3区は設楽悠太へ、双子のたすきリレーがありました。ファンにはたまらない瞬間です。ご両親もたまらないでしょうね。
沿道の観衆は、選手の名前を呼んで応援をします。花の2区、1番で走ってきた東洋大に、
「設楽ーーーっ!」という声が聞こえるでしょう?学校名じゃないんです。
山梨はオムワンバが走り、1年生で初めての13人抜きを達成し、
日大のベンジャミンも10人抜きを達成、東洋大の設楽啓太も抜いたのに、
結果は、山梨が11位、日大は15位だから、彼らが走らなかったらいったいどうなっていたのかな?と思ったり。
2区で中央大学の新庄が、ふらふらになりながら、倒れながらつないだ襷は、
5区の野脇が棄権となってしまった。そして、往路8区で、まぼろしの区間賞を取ることになる…
3区、
早稲田の大迫が後ろから抜いてきて、一気に2位まで。
そして、給水がオリンピックやり投げの選手のディーン元気!
大迫とは親友だということです。観客のボルテージは上がる、湘南の海岸線。
日体大はシード権が無かったので、予選会からの出場。
予選会からの優勝はいままでどのチームも成し遂げなかったということで、
4区からアナウンサーが叫んでいました。
5区に上武大は氏原。西土佐から宿毛工業に行った選手です。
日体大の服部くんが、早稲田の山本、東洋大の定方とものすごい争いのすえ勝ちました。
ここに東洋大の柏原くんがいれば、これもどうなったのかはわからない。それが箱根駅伝。
5区で、城西大と中大の選手が低体温と脱水症状で相次いで棄権となってしまった。
東洋大は、箱根至上初の往路五連覇はなりませんでした。
棄権となっても、
復路で6区は、城西大と中大も繰上げスタートで一緒に走ったので、
たすきはと切れなかったのか、と。でも、記録はナシなんですよね。
6区、東洋大は市川(高知工業)が走るため、私も合わせて起床><
3位スタートだったのに早稲田を抜いて2位に。それが結果ずっと最後まで持たせることができましたね。
1位日体大に2分ちょい離されたタイムは、なかなか縮めることは難しかったですねー。でも市川くんは17秒縮めました。
6区、駒沢の千葉健太、やはりすごかったですね、早かった。
帝京の千葉を抜くとき「千葉が千葉を抜く!」とアナウンサーが。
8区、明治大学の横手はまだ1年生、やはり箱根駅伝の駆け引きは難しい。
東洋大の大津は、この8区で区間賞も取ったことがあるので、その辺の力の配分が大津のほうが上だった。
結局ここで2位が東洋大に。明治はずっと離されてしまう。
>>震災で亡くなった姉に「いい報告ができる」 8区区間賞の青学大・高橋
青学の高橋、お姉ちゃんは800mの選手だったということです。感動の区間賞。
しかし、この8区、まぼろしの区間賞が30秒も早くあったんです。
中央大学永井秀篤(2年)1:06:11は参考記録かーハーフベスト:1時間8分24秒より早い。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。 きびしいなぁ箱根駅伝は #ekiden #箱根駅
— Kei Okabayashiさん (@harutan105) 1月 3, 2013
中央大学は5区で棄権になったため、永井秀篤の1時間6分11秒は、参考記録となってしまう。
まぼろしの区間賞。これも箱根駅伝。
日体大は去年シードを逃し、2年計画で箱根駅伝に向うと、
監督が3年生の服部(5区)をキャプテンにして、この日でちょうど1年目。
来年服部は4年生になります。これは2014年90回の箱根駅伝もおもしろいことになりそうです。
9区、明治大学の松井がかなりふらふらになってしまった。でも最後まで必至に走る。
自分の番でたすきを途絶えさせてはいけないから。たすきを渡すと崩れ落ち、酸素の吸入を。松井がふらふらになってから、現場の音声が「救急車をもっと前に!」と聞こえて、かなり心配しました。
最後、10区。青学の出岐くんはまだ4年生だったんですね。私は、柏原くんと同じで、もう卒業してるのかと思っていました。
去年もちょっと故障、というか、大学駅伝前まで調子が悪かったようなので、
箱根でもやはり、前の勢いは無かったですね。
日本橋を超えゴールの追手町はものすごい人。日体大は5区で検討した服部もゴールを待ってる。
復路優勝は日体大、4分54秒近く離れて2位に東洋大。3位に駒沢。
さあ、そして、4位と5位がこれまたすごいことに。ずっと併走して走っていた早稲田と帝京。
かなり前から、帝京の熊崎が、早稲田の田口を、ちらちら、ちらちらと、何回も見てる。
早稲田はちょっとは帝京を見たけど、ほぼまっすぐ前を見据えていたから、
私は早稲田が勝つだろう、と思っていました。
そして、ラスト100mくらいでしょうか、ほぼ2校が同時にダッシュ!
全力疾走で勝ったのはなんと帝京!「すごい!お前!すごい」と仲間が迎え、
早稲田の田口はずっと悔しがって大きな声が画面に何回も聞こえました。
1時間ちょい走ってきて、なおかつ全力疾走を自分の大学のために、
この選手たちのどこにそんな力が残っているのかと、涙が出ます。
選手のみなさん、今年もほんとうによくがんばりましたね。
ひとりひとりに感動します。ゴールで崩れる選手が多数いました。
結局、日本のこの箱根駅伝というのは、ほんとうは陸上の選手にとって良くないレースだといいます。
5区、箱根のくだりを走った選手は、約2ヶ月間も練習ができないんだそうです、こわれすぎて。
なぜに、箱根駅伝なんでしょうか?でも、それでも、走るんですよねーみんな。
東京大手町から、湘南へ、茅ヶ崎、烏帽子岩を走りぬけ、箱根の山へ。
そして次の日箱根をくだり、また東京へ戻っていく。
陸上の選手にとって、きつく過酷なレースなのに89回も続いてきたのは、
ひとつひとつのレースに、その答えがあるのかもしれません。
カーショップビクトリーの管理人のひとりごとでした。
今日も読んでくれてありがとう。
くわしい結果などはこちらから
>>箱根駅伝公式webサイト
>>スポーツナビ | 箱根駅伝 第89回(2013年)
2013年1月9日追加記事--------------------
1/6 Going! Sports&Newsより
■往路終了、途切れたタスキ、つながる伝統
中央大学が初めての棄権…
翌日、復路は走ることはできるが、公式記録にはならない。
タスキの重みが選手たちにのしかかり、みんな涙があふれて止まらない。
復路の8区、永井秀篤が走る時、アナウンサーが話す
「永井秀篤が、先ほどの遊行寺の坂で、個人タイム最も速いタイムをたたいています!
記録は残りませんが、伝統の赤いタスキを、懸命に大手町まで運んでいます!」
そして幻の区間賞となった。
85年もの間先輩たちがつないだタスキは途絶えた。
それでも、新たな伝統は、後輩たちへと繋がって行く。
■東海大の村澤、10m、最後の箱根駅伝
>>東海大41年連続出場ならず 箱根駅伝
そういえば東海大が今年いなかったのを、このニュースで気づきました。
東海大の村澤といえば、
第86回箱根駅伝予選会では20kmを59分08秒で走り1年生ながら個人1位となり、
東海大学は9位で予選会通過を果たした、素晴らしい選手でした。17人抜きでした。
今年、東海大はその村沢明伸が左アキレス腱痛のため、欠場。
予選では総合12位となり、箱根駅伝に出場できませんでした。
だが、学連選抜に、東海大の早川が出るので、
村澤は給水係を志願したのです。
「ここから上げて行け」と指示、早川は9位に浮上。
2年の時に、箱根で17人抜きの快挙を見せた村澤の、
最後の箱根は2区15km地点のほんの10m、親友への給水だった。
左アキレス腱痛だったのか…
twitterでは、
「泣けた」 「知らなかった」 「すごいな」とツイートがあったようです。
ニュースで給水係の瞬間を見ましたが…切なかったです。
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