思う日…


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この仕事をやってて良かった!と、
思う日があります。
車というのは、そう簡単に乗り換える人は少ないです。
今の時代、たいていの人は、約8年〜12年はその車を乗ります。
だから、一人ひとりのお客様とのつきあいは長くなります。
その車に乗られている限り、オイル交換、
タイヤ交換、車検、修理、そうして年月が経っていきます。

お客様が、長く乗ってこられたお車を下取りし、
新車に乗り換えた、新車の納車のとき、
今までのお車を洗車してこられたかたとか、
乗り換えで下取りに入るとき、写真をいっぱい撮られるかたも。
「この子がまだ赤ちゃんのときに買ったのよね〜
いっぱいいろんなところに、この車で遊びに連れていったわ〜」
と、思い出を話してくれるお客さまもいます。
新しい車にわくわくされながら、
今までの愛車を手放すときの気持ち。
納車の瞬間は、こちらも同じ気持ちにさせられます。
「今度の車もお世話になりますね。」と言われたときは、
ものすごく心にじんときます。
初心忘れるべからず、じゃないですが、
自分がそうでした。
スカイラインのジャパンを親から譲られて、
2年くらい乗っていました。いろんなところに行って、
たくさん思い出が詰まった車。でも、修理箇所が見つかり、
新車にしたんです。
下取りに出したとき、本気で悲しくて泣きました。
でも、2台普通車を持つことはできないし、
だから日産のデーラーに言いました。
「この車は絶対に廃車にしてください。誰にも乗らせないで。」
でも、デーラーは私との約束を破り、代車に使っていました。
車検がまだ付いていたからかもしれません。
街で自分のジャパンを見つけたときにほんとうに悲しかった。
お客様の納車のときに、それをふと思い出すときがあります。

若いご夫婦に車を注文された時も、いろんなことを考えます。
これから赤ちゃんが生まれて、子供といろんなところに行くんだろうな、
少し大きくなると、その子が乗る自転車も乗せたりするんだろうな。
お客様の人生の中にうちから出た車がある。
そんな、この仕事をやってて良かった、という
お客様から幸せをわけてもらったような日は、
のどごしがうまいです。

いや、ひとりでこれだけは飲めませんけどねー。
車というのは、安い中古でも数十万はかかります。
だから高いお買い物だと思います。
そして、すぐに買い換えるものではなく、長く乗られる。
いつも心していなければ。
たくさん車屋さんがあるのに、うちの店を選んでくれて、
ほんとうに嬉しいです。
これからまた、長くおつきあいしていただくために、
私はどうすればいいのか、
毎日が、勉強です。
カーショップビクトリーの管理人のひとりごとでした。
今日も読んでくれてありがとう。


あなたが探すものがこのブログにあったらなによりです。
またね。。。(^-^)ノ
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