杏が好きですが、まだ子役の時代です、
見るたびにおもしろくなってきていますよ。
第3話はとても勉強になりました。
ごちそうさん
第3話、
飲食業においても、小売店においても、
商売するのにとても大事なことが描かれていました。
これは誰の脚本なんだろう?おもしろい!
そして、登場人物のセリフのひとつひとつ、
心に残ったので、メモ変わりにブログに残します。
この週のタイトルは、「いちご一会」
コックの大五(原田泰造)は、自分の腕と料理に自信を持っています。
明治44年、小さなフランス料理店。
お客さんの、ご飯の注文でも、フランス料理はパンだから、と言い
お箸の注文にも、フランス料理はナイフとフォークだから、
と、こだわったやりかたで
開明軒(かいめいけん)を営業していました。
あるとき、覆面記者がこっそり料理を食べにきて、
それを新聞に書きました。
ドラマより----------
コックは帝国グランドホテルで修業をしたというが、
よくできているが味は本家の模倣であり、独創性が無い、
サービスは町の料理屋の粋を出ない、
にも関わらず一流店気取りで、
客に米の飯は出さず箸も出さない。
でも、けして安くは無い。
これなら筆者なら、もうひとふんばりして本家に食べに行くだろう。
なんとも中途半端な店であった。
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こう書かれていました。
大五はこう書かれたことに腹を立て、
よりよい食材で、より良い料理を次々に作り出します。
そして、妻のイク(財前直見)に怒られる、という話。
「こんな、手間も材料もかかる料理、
いったいいくら時間かかってんだい!
何時間かかってんだい?
続きゃーしないだろうがこんなこと!」
味は本家のマネ、なんの面白みもないって言われたんだぞ!
そう言った大五にイクは言います、
「おしつけがましーんだよ!あんたの料理は!
どーだうまいだろう!俺の料理は本格的だろう!って、
お客さんはあんたの腕前を拝みにきちゃいないんだよ、
ちょいとうまいもんを、いい気分で食べたいんだよ。
お肉はご飯で食べたいんだよ。
ナイフとフォークじゃ、せっかくの料理も味わえないんだよ。
そこを履きちがえるから、あんなふうに書かれちまうんじゃないのかい?」
大五は怒って外に出て行ってしまった。
第3話はこんな流れでした。
この料理はこう食べなきゃいけない、とか、
うちの店はこんな良いものが料理できるんだ、とか、
そんなお店、私の住む町でも、実際にあります。
でも、1回行っただけで、もう一度行こうとは思いません。
たしかに、おいしいのですが。
そして、そのお店と同じ形態のお店が近くにできて、
新しいお店が雰囲気も良く、味も良く、
価格も高くないとすると、新しいほうにお客さんが流れて行きます。
おしつけがましかったり、
えらそうだったり、
そのお店での店主の話題がくつろげなかったり、
そうするとお客さんの心はお店から離れてゆく。
高いお金をもらいたいなら、
それ相応にしないといけないと思います。
店構え、スタッフの教育もそう。
小さいお店で、スタッフも少なく、
お店の食器や内装も普通だと、
たとえ食材の原価が高かったとしても、
高い料金設定は通用しません。
さらに店主の話題も、今の景気の不平不満を、
行くたびに聞かされると、
そのお店には行きたくなくなると思います。
(ドラマを元に、ドラマ以外で実際ありがちなことの私の感想です)
すごく勉強になりました。
いい脚本だと思います。
なので思わず脚本は誰か調べてしまいました。
森下 佳子(もりした よしこ)
世界の中心で愛を叫ぶ、とんび、などの作品を書かれたかたでした。
素晴らしいです。今日の4話の展開も良かったです。
NHKの新しい朝ドラ、ごちそうさんは、
初回の視聴率は、あまちゃん超えの22%
今度の朝ドラも、おもしろそうですよ。
子役の子が大きくなったら、杏になるのが楽しみです。
どうですか?
なにか商売をされていたり、
飲食店をされているなら、きっとためになると思います、
今まだ始まったばかり、ご覧になりませんか?
私は、あまちゃんも途中から見始めましたので、
今からでも話にはついていけると思いますよ。
そしてやっぱり、原田泰造さん、財前直見さん、
吉行和子さん… うまいですね〜。
お店を経営することも、ドラマを作ることも、
基本、何をやるのも同じ。
ドラマなら、俳優、音楽、脚本、そして脇役、
どれもが合っていて、そして観る人の心に残っていく。
相手に伝わるものを作ることが大事なのかな、と。
友達の影響で、エキストラの動きも気になるこのごろです。
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カーショップビクトリーの管理人のひとりごとでした。
今日も読んでくれてありがとう。
あなたが探すものがこのブログにあったらなによりです。
またね。。。(^-^)ノ